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荒井 淳雄 / Arai Atsuo
私について
私にとってのアートの世界との関わりは、2016年カリカチュアアーティストとしての活動を機に始まりました。「カリカチュア」という人物画には、「印象を形に変える」という特殊な技術があります。対象の特徴をただ大げさに描くだけではなく、構造をバラバラにしたり、比喩的表現をして、それでもなお、対象の印象を維持する技術です。
「なぜそう見えるのか」
「なぜこれで似ているのか」
そこには視覚的なトリックがあります。
私の研究結果である「パレイドリアアニメーション」は、この視覚的なトリックに対する疑問が始まりであったと言えます。
絵画史の文脈を辿ると、レオナルド・ダ・ビンチの素描に、人物の顔の特徴を誇張した描写があります。また、手記には「パレイドリアは画家が持つひとつの道具」という言葉が残されています。2つの文脈が1人の芸術家で繋がったことは、私の研究が絵画史にとって重要であると感じるに十分な理由でした。 そして、2022年6月から始まった「アニメーションを使った多視点の探究」は、解きたいパズルのように私を魅了し続けています。
1972年 千葉県生まれ
2016年 カリカチュア制作始める。
2021年 NFTアート制作始める。SNSにて発表、Open Seaにて販売。
2022年 Skull Suspension series 制作始める。NFTアート制作。SNSにて発表、Open Seaにて販売。
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